トゥーツ・ジンスキー[アメリカ]

1984年　糸状ガラス・フュージング・スランピング

1951年、アメリカ・ボストン生まれ。71〜73年、ピルチャック・スクールでデイル・チフーリの助手を務めた後、アメリカで美術学士を取得しました。1980年代に入って“フィレ・ド・ヴェール”という独自の技法を確立し、美しい作品群を生み出します。ガラス界においてその名を広く知らしめた最初の作品が“アフリカンドリーム”でした。それまでは4人がかりで手で引いて作っていたガラス糸を機械装置によって均一な素材を作り出し、その後に続く美しいシリーズが生まれました。