ヨハン・レッツ・ヴィトゥヴェ [南ボヘミア]

1902〜1904年型吹き・虹彩

【ボヘミア・アールヌーボーの象徴】

ティファニーに影響を受け、虹彩を帯びさせた独自の装飾を数多く生み出した、レッツ。虹彩が見事なこの作品は、無色ガラスの下部に黄緑とアンバー、上部は紫とアンバーのひも状ガラスを巻き、下方に丸い玉を溶着した後表面を上方から引っ掻いて波模様、ハートの模様を描き出します。最終的に酸素の少ない炉で焼いてから、金属塩化物を蒸着させています。