津坂陽介・久保裕子・岡田芙紗子 ガラス三人展
2021年6月13日
黒壁二號館 黒壁ガラススタジオは、企画展「津坂陽介・久保裕子・岡田芙紗子 ガラス三人展」を開催致します。
2010年、富山に「日の出ガラス工芸社」を設立され、精力的に活動をされている津坂陽介さん、久保裕子さんご夫婦と、2017年から同工房にてスタッフとして、また自身の作品作りに取り組まれている岡田芙紗子さんのガラス作品展です。
富山の雄大な自然に囲まれながら、伝統的な技法と独自の新しい感性と確かな技術、丁寧なモノづくりをされるガラス作家3人のそれぞれの作風をお楽しみいただけます。
今展では花器や一輪挿し、酒器や器、オブジェなど、新作を含む作品約200点を展示販売いたします。
どうぞご高覧ください。
企画展情報
会期 | / | 2021年6月26日(土)〜7月19日(月) |
営業時間 | / | 平日11:00〜16:00 土日祝10:00〜17:00 ※状況により変更有 |
定休日 | / | 毎週月曜日 ※7月19日は開館。 |
作家在廊日 | / | 2021年6月26日(土) ※状況により変更有 |
開催場所 | / | 黒壁2號館 黒壁ガラススタジオ2F |
津坂陽介・久保裕子・岡田芙紗子さんの作品は、
オンラインショップでも販売しております。
津坂 陽介(Yosuke Tsusaka)
『茶碗 彩織(いろおり)』
ベネチアンガラスの技法の中でも最高峰と言われるレースガラス。その卓越した技術と独自の感性と色使いで、繊細で優美な作品を生み出される津坂陽介さん。
細く引かれた色ガラスが様々な並びや組み合わせによって立体的に交差し光を纏ってキラキラと輝きます。その精密さと上品な色づかいは津坂さんならでは。正にうっとりです。
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久保 裕子(Yuko Kubo)
『石文鎮』
自然豊かな富山で感じる季節の移ろい、身の回りに広がる草花や生き物を透明なガラスに生き生きと描き表現される久保裕子さん。
自然が好きと言われる気持ちが手に取るように伝わります。ガラスを水に見立てキラキラとした水面を、その中に泳ぐ魚や水草、傍らに咲く草花や動物は一つ一つ丁寧に彫ってから色付けをされていきます。自分が感じたままの感動を小さなガラスに大切に閉じ込め、見る人の心をつかんで離しません。
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岡田 芙紗子(Fusako Okada)
『Botanicoシリーズ』
子どものころから何かを集めるのが好きだった岡田芙紗子さん。自然豊かな地で過ごされた中で葉っぱを集めるのもその一つ。集めてみると、葉っぱの形、葉脈もそれぞれに違い、中に好きな葉っぱが見つかる。絵を描き込むのも好きだった岡田さんは、自分の吹いたグラスや器に葉っぱや植物を掘って表現されるように。葉脈の様子が分かりやすいようにスケルトンリーフにして観察されることも。
写真はボタニカルからの造語でBotanicoと名付けられたシリーズ。食材や飲み物が引き立つようクリアな硝子に、葉脈の一つ一つを丁寧に彫って表現された美しい作品です。
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概要
お問合せ | 黒壁ガラススタジオ 0749-65-2330(代) |
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