サブロウ・時澤真美 ガラス二人展
2023年11月17日
黒壁二號館エクランにおいて、企画展「サブロウ・時澤真美 ガラス二人展」を開催致します。
お二人は、富山のガラス研究所を経てガラスの研鑽を積まれた後、現在、滋賀県高島市にて工房及びギャラリーを構えてそれぞれに活動されています。
本展では、機能的でセンスあふれるサブロウさんのグラスウェアや、時澤さんのクリアで金彩が美しい一輪挿しやインテリア小物など、冬の暮らしを彩るガラス作品約300点が揃います。
この機会にぜひご高覧ください。
会期 | / | |
時間 | / | 10時~17時 |
休館日 | / | 会期中無休 |
店舗 | / | 黒壁二號館 エクラン |
住所 | / | 滋賀県長浜市元浜町7-11 |
サブロウ(Saburo)
2000年に富山に移住され、富山ガラス造形研究所でガラスを学ばれた後、アート作品からインテリア、工芸へと興味を移し、2005年頃より本格的にうつわ製作に取り組まれるようになったサブロウさん。現在では多彩なうつわでファンを魅了されています。 シンプルなフォルムと柔らかな色合いのデザインはお料理の邪魔をせず、扱いやすく、その中にサブロウさんならではの遊び心とセンスが加わり、食卓に楽しさや豊かさを添えます。 写真は「あふみ」シリーズの器とグラス。 あふみシリーズは「水の波紋」をイメージしたシリーズで、この柄を見ればサブロウさんとわかるくらい、今ではアイコ ニックな存在。あふみ=近江。滋賀に帰って来られたサブロウさんの今後の作風や活動も楽しみです。 |
経歴
1976年 滋賀県うまれ。 1996年よりドイツにてワイン関係の仕事をする。 在独中に訪れた、ベルリンにあるガラスブロックで建てられた教会に感銘を受ける。 2000年 帰国後、富山に移住して翌年より富山ガラス造形研究所でガラスを学ぶ。 卒業後は、アート作品を中心にさまざまなイベントに参加。ガラスのためのイベントを増やしたいと思い、企画・運営も行う。 その後、アートからインテリアに興味が移り、2005年頃より工芸に興味をもち、本格的にうつわ製作に取り組む。 2022年に故郷である滋賀県に工房を移す。 (感銘を受けた教会 カイザーヴィルヘルム教会) |
時澤 真美(Mami Tokizawa)
クリアのガラスに繊細に施された金彩が美しい、時澤真美さんの作品。 吹きガラスでおおよその形を作った後、研磨で表面の形を整え、彫刻と金彩で模様を施した後にもう一度加熱することで、角が少し取れて金彩が馴染み、時澤さんの作品が生まれます。 写真の「a bottle」は手のひらサイズの一輪挿し。 クリアのボトルに描かれた金彩は、日々の暮らしで記憶に残った風景やコト、モノなどがモチーフ。 幾度もの工程を経て輝きと繊細さを備えた美しい作品は、日々の暮らしに優しいアクセントを与えてくれます。 |
経歴
個展、グループ展などを中心に活動中。 所蔵先 Glasmuseet Ebeltoft(デンマーク) 富山市ガラス美術館(富山) HP https://mamitokizawa.com/ Instagram @mamitoki.kinsen |